制作裏話
「ファンタジー女の子向け恋愛ゲームがやりたい！」
そんな欲望（苦笑）が元で作られたゲーム。
それが、『水のファンタジア』だったのです。
けれど、はじめ『水のファンタジア』は全然違うゲームシステムでした。
と、いうのも、始めはネットでゲームを公開しようなど、つゆとも思っていなかったのです。
ほんと、自分の趣味でゲームを作っていて…友達に、ちょっとみてもらってたりしたんですよ。
けれど、HPを公開したあたりで、「自作ゲームがメインなのに、ゲームが『プリンスメーカー』しかないのって、ちょっと体裁が悪いかも・・・」と言う事で、急遽趣味で作っていた『水のファンタジア』をお披露目したわけなのでした（いい加減だ！）
それで・・・趣味で作っていた時の話。
『水のファンタジア』は、めちゃくちゃシリアスな話でした。
主人公が異世界に召喚され、女神に祭り上げられる・・・という部分までは同じ。
けれど、最初は「水の国の騎士」が3人しか出てこなかったんです。
その３人というのは、今のキャラでいうと、キース・カイン・アーリィです。
のち程エリオットが出て来て、続々と悪魔キャラが登場。
全員出揃ったところで、主人公は「水の国側」につくか、「悪魔側」の味方につくか、選べるというシステムを考えていたんです。
しかも、いったんどちらかにつくと、もう敵側のキャラは出てこないと！！（涙）
それで・・・最後には「水の民」と「悪魔族」が全面戦争に突入しちゃうんです！（今とは全然違う〜〜！！）
そして、それを止めるのが主人公！
愛する人達を守ろうとする彼女の心が、「水の国」の守護神を目覚めさせ、奇跡を起こす・・・というお話だったのです。
ほんと、全く違うお話でしたよ。めちゃくちゃシリアスだったし（笑）
しかも、作っていた時、自分はキャラ絵が（しかもファンタジー絵は特に！！）描けなかったので、某BLゲームキャラをイメージして作っていたという・・・とんでもない裏話が（笑）
ほんと、公開する気などさらさらなく、個人で楽しむ物だったので、著作権の問題など全く考えずに作ってましたね（汗）
今考えると、空恐ろしい事をしていたんですね(＝∇＝;|||)
上の文章で述べた通り、キャラクターは某BLゲームキャラをイメージして作っていたため、そのキャラ絵にあったキャラクターを作っていました。
かっこいい系騎士のイラストですと、カインさん。普通な騎士のイラストですとキース。めちゃくちゃ可愛い系騎士はアーリィ。おっとりしたのはエリオット・・・などなど。
なので、キャラクターはその絵を見て、受けた印象を元に作られたのです（笑）しかも、今とは全然違う名前でした！
だけど・・・某女の子向けゲーム（ア○ジェ○ーク）キャラに、かなり似てるーー！！
ええ、それは完全に私が「○ン○ェリークみたいなゲームを作りたい！！」と思っていたからなんです（爆）
だから、登場人物が８人もいたり・・・あの時は、キャラが多いと作るのが大変だという事実に、全く気付いていなかったんですよ（バカ）
そして、「水の民編」と「悪魔族編」と別れる予定だったため・・・「両方にそれぞれ同じタイプのキャラを置いたらどうだろうか？」と考えた訳なんですよ。
だから、カインさんとグラジオスさんは似たような立場だし、ちびっ子キャラはアーリィとラギ・・・とか。
でも、同じタイプでもちょっと性格を変えるとかしてみました。たくさんのキャラから、自分の萌えキャラをみつけよう！・・・みたいな感じで（笑）
この人程最初のキャラと変わった人（？）はいないでしょう！！
水神は、最初全く登場しないキャラでした。戦争が起こり、もう駄目ーーー！という時になって、初めて出てくるキャラでした。
しかも、女性もしくは竜の予定でした（笑）
最初は、とても神秘的で神様ーーー！！という予定だったのに・・・（苦笑）
では、何故あのように変わり果ててしまったかというと・・・
主人公のナナ。彼女があまりにも真面目で、ツッコミ役が欲しかったためです！！
大人しくて、真面目なナナちゃんでは、色々と表現出来ない部分も出て来たので、急遽水神様には、彼女の中に入ってもらいました（苦笑）
邪神。最初は、いないキャラでした（笑）
そもそも、「水の民」と「悪魔族」が争っていた原因というのが、今と全然違うのです。
最初は、水の民達が、森や水を汚していて・・・悪魔達は、綺麗な水がないと生きていけない種族だったんですよ。なので、これ以上人間に自然を壊させないため、悪魔族は水の民を滅ぼそうとしていた・・・というストーリーだったのです（ああ、かなりシリアス・・・）
けれど、何がどうなって、こんなに違うストーリーが出来上がったのだろう？（苦笑）
ああ、そうだ。水神がナナの中に入っちゃったからなんだ！（爆）
というのは、半分冗談で（半分本当・笑）・・・邪神は、言わば「もう１人のナナ」的存在だったんです。
邪神は、自分の存在を忘れられて、それが許せなくて邪神になってしまいましたが・・・本当は、誰にも必要とされない事が悲しくて仕方なかったのです。
ナナも、「自分って何なのだろう？」と疑問を持ち、存在理由がわからなくて悩んでいました。
そんな２人は、とても似ていて・・・だから、ナナには邪神…エナの「アタシをみて」という切実な声が聞こえたのかもしれません。
最初、ナナイラストはナシにしようと思っていました。けれど、こうちゃさんが可愛いナナを描いて下さったので、急遽イラスト付きに（笑）
そして、キャラの中で「誰か眼鏡を描いて下さい！」とお願いしたトコロ、カインさんが眼鏡キャラに（笑）
そして、アーリィイラスト。最初届いた時、なんと今でいう「ラギ」のイラストだったんですよ。
私のイメージでは、ちびっ子キャラはちびっ子キャラでも、アーリィは可愛い系。ラギはわんぱく系。
なので、このイラストはラギに変更してもらい、アーリィはロリロリショタ風にしてもらいました（笑）
そして、グラジオスさん。「どんな感じが良いですか？」と聞かれ、長髪で髪の色は黒がよいなぁと思い（趣味に走ってる！）こうちゃさんのサイトに置いてあるイラストで、雰囲気が似ている人を例に上げて注文を。結果、カッコイイグラジオスさんの誕生です（笑）
登場人物の説明をHPで紹介してから、製作までの間。かなり時間が空いていました。
しかも、最初は全然違うお話だったし（苦笑）
なので、キャラの性格が紹介文と結構違ってたりします（爆）
それから、作っている途中でだんだん違ってきたり。私の場合、結構あるんですよ、変わっちゃうのが（苦笑）
オウガなんて、一匹狼とか書いてあるけど、全然違うし！（苦笑）
そして何より、主人公はすっごく暗かったような・・・（苦笑）
上で言っていたように、最初に考えていたゲームシステムとは、全く違う『水のファンタジア』。
どうしてこんなに違うようになったのか・・・それは、私にもわかりません！（爆）いつの間にか、こんな感じになってたんですよ（苦笑）
ほんと、ミステリー（おいおい）
友達の露木陸さんに、ゲームのテストプレイをしてもらいました。
「会話システム」部分で、好きな言葉を入力している時・・・エリオットに「好きなお菓子は何ですか？」と聞かれ、露木はなんと・・・『ゴキブリ』と入力したのですよ！！（爆）
もう、大爆笑！！しかも、エリオットさんの切り返しが、「じゃあ、今度作って来ますから、全部食べて下さいね」だもん！！
ゴキブリ食べるのですか−ー−ー！！！（爆笑）
そして、家でエリオットさんとお菓子を作るというイベントで。「何が作りたいですか？」と聞かれ、またもや露木は『ゴキブリ』と入力！！
その後、２人は仲良くゴキブリを作り・・・バリバリと食べてしまいました。しかも「こんな美味しいゴキブリは初めてです」などという会話を交わしながら・・・
これぞ、「会話システム」の楽しい遊び方だと、ちかげはエラく感動したのを覚えています（爆）
ゲーム完成までもう少し・・・！
そんなギリギリの環境の中、突然閃いたのが「その後の２人」でした（苦笑）
何か物足りなさを感じたのでしょうか？（ウソつけ！！）
最初に思い付いたのが、カインさんとのほのぼのしたその後。その後が、オウガとのラブラブな「膝枕」でした（笑）
膝枕は、思い付いた瞬間、どうしても作りたい！そんな衝動に駆られてしまったんですよ（苦笑）
それで、急いで他の人達のその後も考えた訳です(＝∇＝;|||)
やっぱり、ゲームクリア後って、そのキャラクター達のその後が気になるじゃないですか？
だから、そんな感じで（どんな感じだよ・笑）
HP上で公開したのは良いものの、自分でイラストなど描けない！！ どうしようかと悩んだ結果、HP上で募集をする事を思い付きました。
けれど、うちみたいな弱小サイトに、はたして引き受けて下さる方はいるのだろうか？
案の定、全く応答ナシ。もう、諦めて募集を打ち切ろうかと思っていた頃・・・
なんと、こうちゃさんからのメールが！！
「うっそ〜〜〜〜〜〜！？ヽ(*´∇｀*)ノ~♪」
もう、歓喜の嵐でした！！HPの方にも寄らせて頂いたら、もう激可愛いイラストの数々！！
もう、即キャラデザをお願いしてしまいました！
本当に、うちみたいな弱小ヘっぽこサイトを見つけて下さったのも奇跡だし、その上イラストを引き受けて下さるだなんて・・・もう、こうちゃさんが神様に見えました（笑）
そして、キャラクター総勢9人も描いて下さって・・・毎回、送られて来たイラストを見るのが、すごく嬉しかったです(*´∇｀*)
それに、こうちゃさんには、色々とゲームを紹介して頂いたり、キャライラストを頂いたり・・・
『パラレル・ビーシャドウ』のキャライラスト募集にも協力して頂いて・・・
今の『b-shadow』があるのも、こうちゃさんのお陰です！
こうちゃさん、本当にありがとうございます！！